クシャクシャの新聞紙と、三日遅れで届いたビタミンカラー
この記事の要約 実家から届いた荷物の隙間を埋めていた、丸められた地元の新聞紙。シワを伸ばして広げてみると、そこには数日前の地元の空気が詰まっていました。特別な出来事は何もなかった真夏の午後、インクの匂...
太ももを叩く右手の指先と、無音の世界で刻む8カウント
この記事の要約 移動中の電車内で、自分の右手が太ももを無意識にトントンと叩いていることに気づきました。イヤホンをしていない無音の時間でも、頭の中ではいつも新しいステップのカウントを刻んでいます。ダンス...
アッシュブルーのまつ毛と、答えを急がない鏡の前の5分間
この記事の要約 普段なら選ばないアッシュブルーのマスカラに挑戦した日の記録です。鏡に映る涼しげな目元にちぐはぐさを覚えつつも、すぐには落とさずにそのまま一日を過ごしてみることにしました。似合うかどうか...
衣装ケースの奥のネオンイエローと、まっさらな白に託す今の歩幅
この記事の要約 夏物の整理中に衣装ケースの奥から出てきた、ネオンイエローの派手なロゴTシャツ。中学生の頃、毎日のように着ていた思い出の一枚です。当時はこの眩しい色を身にまとうことで、何者かになれるよう...
真っ黒なテリーヌと、言葉にできなかった真夏の午後の深呼吸
この記事の要約 真夏の午後、行きつけのカフェでいつもとは違う真っ黒なケーキを選んだ日のこと。「今日は渋いですね」という店員さんの言葉にうまく返せなかった理由を、ずっしりとしたケーキを味わいながらゆっく...
オーブントースターのオレンジの光と、ギュッと色が濃くなる手作りのチャーム
この記事の要約 朝4時、ファンの方へ向けた企画のために、久しぶりにプラ板でオリジナルチャームを作り始めました。油性マーカーのツンとした匂いや、トースターの中でぐにゃりと曲がりながら縮んでいく透明なプラ...
深夜のコインランドリーで見つけた、ぐるぐる回るだけの贅沢な時間
この記事の要約 超朝型人間の私にとって、夜11時の外出は大冒険です。眠れなかった夜、思い立って大きなシーツを抱え、24時間営業のコインランドリーへ向かいました。オレンジ色の蛍光灯の下、乾燥機の中でぐる...
画面を流れた九文字と、クローゼットの奥で変わらない赤い糸
この記事の要約 朝のライブ配信中、画面を流れた「大人っぽくなったね」というコメントに、なぜか焦って否定してしまった私。配信後、その理由を探るように手作りの衣装が並ぶクローゼットを開けました。初期のフリ...
夜更けの部屋に響くプチプチという音。ほどいた糸と明日へ続く布地
この記事の要約 夜11時、いつもなら夢の中にいる時間。お母さんから届いた小包に入っていた古い浴衣の糸をほどきながら、静かな夜更かしをしました。プチプチと鳴る糸の音とともに蘇る地元の夏祭りの記憶。早く前...
規則正しい首振りと、噛み合わないターンが教えてくれた新しい風
この記事の要約 朝5時のダンス練習中、いつも回している扇風機の首振りのリズムと、自分のターンのタイミングがなぜか噛み合わないという小さな違和感から始まった7月の朝。涼しい風を待つばかりにステップが小さ...