真っ黒なテリーヌと、言葉にできなかった真夏の午後の深呼吸
この記事の要約 真夏の午後、行きつけのカフェでいつもとは違う真っ黒なケーキを選んだ日のこと。「今日は渋いですね」という店員さんの言葉にうまく返せなかった理由を、ずっしりとしたケーキを味わいながらゆっく...
オーブントースターのオレンジの光と、ギュッと色が濃くなる手作りのチャーム
この記事の要約 朝4時、ファンの方へ向けた企画のために、久しぶりにプラ板でオリジナルチャームを作り始めました。油性マーカーのツンとした匂いや、トースターの中でぐにゃりと曲がりながら縮んでいく透明なプラ...
深夜のコインランドリーで見つけた、ぐるぐる回るだけの贅沢な時間
この記事の要約 超朝型人間の私にとって、夜11時の外出は大冒険です。眠れなかった夜、思い立って大きなシーツを抱え、24時間営業のコインランドリーへ向かいました。オレンジ色の蛍光灯の下、乾燥機の中でぐる...
床すれすれのカメラが捉えた不格好な足音と、やり直さなかった朝の3分間
この記事の要約 朝5時のダンス練習中、開け放した窓からの風でスマホが三脚ごと倒れてしまいました。いつもならすぐに録画を止めて撮り直すところですが、なぜか今日はそのまま曲が終わるまで踊り続けてみることに...
かすれたピンク色のインクと、透明な芯に詰まった私の歩幅
この記事の要約 朝5時からのダンス練習を終え、いつものようにノートへ書き込みをしていると、お気に入りのピンク色のボールペンがインク切れを起こしました。ペンの軸を回して取り出した空っぽの芯を眺めていると...
段ボールの底で光る星型のスパンコールと、夜9時の静かな深呼吸
この記事の要約 夜9時、普段なら眠りにつく準備をしている時間に、実家から届いた段ボール箱を開けました。緩衝材の地元紙の下から出てきたのは、母が縫ってくれた星型のスパンコールが光る衣装のパーツ。静かな部...
コメント欄に浮かんだ六文字と、カラオケボックスで途切れたスローバラード
この記事の要約 朝の配信中、コメント欄に浮かんだ「悩みなさそう」という言葉。それはアイドルとして最高の褒め言葉であると同時に、画面の向こうにいる誰かのSOSかもしれないと感じました。一人カラオケで普段...
少しだけ曲げたキャップのつばと、切り取られた夏の青空
この記事の要約 朝の身支度の最後、お気に入りのネイビーのキャップを被るとき、私は必ずつばを両手で少しだけ内側に曲げます。流行りの真っ直ぐなつばも素敵だけれど、自分の手でアーチ状に整えたこの形が一番しっ...
重なり合うオーガンジーと、朝の光が教えてくれた新しい温度
この記事の要約 早朝のダンス練習後、新しい衣装のために買った水色のオーガンジーを広げたときのお話。部屋の自然光の下では少し冷たく見えたその布に抱いた小さな違和感と、別の色を重ねることで生まれた予想外の...
色褪せた背表紙と、文字の奥に降る静かな雪
この記事の要約 ダンス練習の合間、厳しい日差しから逃れるように立ち寄った古書店で、普段なら手に取らない地味な文庫本に出会いました。活字ばかりのページから漂ってきたのは、故郷・北海道の雪深い冬の空気。S...